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第5回まち中つながる展覧会 コラム

「まんが道」とつながるイラストレーション

椎名町といえばトキワ荘
自身が「バイブル」という
『まんが道』から続く
イラストレーター道について

「マンガ地蔵」のある金剛院、そして自身が学生時代に藤子不二雄A『まんが道』にハマったというエピソードを聞き、同書にも登場した長崎神社の隣、興産信用金庫椎名町支店に展示している泉川マクフライ氏の作品。

雑誌カットなどを経て、現在は映画関連デザイン、Tシャツデザイン、CDデザインなどの制作をしている傍ら、今回展示させてもらったオリジナルで描く妖怪画・仏像画・TIKI画などに至った来歴を訊いてみた。

――まずは、描き始めるキッカケを教えてください
元々イラストレーターですが、日本画や洋画など様々な絵を知るうちに表現したいものの幅が広がったので、純粋に作品としての絵を描き始めました。

――表現したいものを伝えるために気をつけていることは?
普遍性、そして緊張感を大事にしています。

――「描くこと」と自分の関係は何ですか?
やはり「絵を描きたい」という欲求です。今は、描いたものについてのメッセージがあとから追ってくるのが現状ですが、この先逆転したり、また戻るかもしれません。

是非この機会に「じっと見て」ほしい。執拗、というのか密度の濃いモノクロームのイラストレーションは、そのモチーフだけによるものではない〈迫力〉を持っている。
オフィシャルサイトでは、映画をテーマにした異なるタッチのイラストも見ることができる。異なるタッチ、というのは器用さではなく「表現したい欲求」からなのだということを、今回伺った話から感じることができるだろう。

オフィシャルサイトURL:http://izumikawamacfly.com/
Instagram:izumikawamacfly

展示している作品は販売も行っています
「酒呑童子」筆ペン・ケント紙・A3サイズ・75,000円
「鬼婆」筆ペン・ケント紙・A3サイズ・75,000円
「入道」筆ペン・ケント紙・A3サイズ・75,000円
「烏枢沙摩明王」筆ペン・ケント紙・A3サイズ・75,000円
「猩々」筆ペン・ケント紙・A3サイズ・75,000円
オフィシャルサイトより“MacFLY’s”へ